VRoid SDK0.1.0 正式版リリースのお知らせ

[Haresaku]

SDK開発者のみなさま

VRoid SDK0.1.0 正式版をリリースしました。

プレビュー版へフィードバックいただき、ありがとうございました。本リリースは、製品での利用をサポートする内容となります。今後はSDK0.1.0以降を利用いただくようお願いいたします。

0.0.21からのアップデートに関しては、以下のアップグレードガイドとCHANGELOGをご覧ください。

▼0.1.0ガイドはこちら

アップグレードガイド
https://vroid.notion.site/0-0-21-0-1-0-9a1c688cb44d4b9bb62f685629b70fcc

CHANGELOG
https://vroid.notion.site/0-1-0-ef6fe9dfc4f64652b52f2c157a94b121

導入マニュアル
https://vroid.notion.site/VRoid-SDK-0-1-0-5e8631655fcd4ed889be4f5110bc4266

▼アップデート概要（0.0.21 -> 0.1.0）

• 認証コードのコピーなしに、ブラウザの連携ボタンをクリックすることでアプリケーション側との連携を行えるように
• アプリケーション設定をcredential.jsonとして、アプリケーション設定画面から一括でダウンロードし、アプリケーションに簡単に反映できるように
• 同梱しているUniVRMのアップデート
• 開発環境のUnity2019へのアップデート
• 既知の問題への対応
  • Windows環境で3Dモデル取得時にモデルを展開できないバグ対策を導入
    • 通信方式にUnityWebRequestから.NET標準のHttpClientを利用した通信方式を提供
    • 加えて自前で仕組みをカスタマイズできるようにインターフェースを提供
  • iOSでの認証時にURLスキーマ周りで発生するエラーの解決
    • Spectrumに記載のワークアラウンドを導入

▼アップデート概要（プレビュー版 -> 正式版）

• Androidでビルドできなかった問題を修正しました。
• ログイン時にトークンリフレッシュが必要となった場合にコールバックが複数回呼ばれてしまうことがある問題を修正しました
• ２回目以降のHTTPリクエストが失敗することがある問題を修正しました。
• HttpClientConnectionのコンストラクタ引数からTimeoutを削除しました。
• DefaultApi及びHeartApiのAsyncメソッドでAPIトークンの利用期限が切れのときに自動でトークンリフレッシュを行うように修正しました。
• LoadVrmおよびLoadVRMAsyncにおいて、VRMImporterContextを生成するコールバックを追加しました。

ModelLoader.LoadVrm(
   model,  // 読み込むモデル
   (gameObject) => {
   	// 読み込み完了後のコールバック
   },
   (progress) => {
   	// 読み込み中の進捗コールバック
   },
   (error) => {
   	// エラー発生時のコールバック
   },
   (VRMData vrmData) => {
   	// vrmDataからVRMImporterContextを作成する
   	return new VRMImporterContext(vrmData);
   }
);

• ModelLoaderの初期化時にメインスレッドのSynchronizationContextを引数として与えるようにしました。
• ModelLoader.Initializeをメインスレッド以外で呼び出す場合は、ModelLoader.Initializeの第５引数にメインスレッドのSynchronizationContextを渡すようにしてください。
• Loopback Interface Redirectにおいて、VRoid Hub連携完了時にアプリをフォアグラウンドに戻す処理を追加しました。

VRoid SDKに関する質問などは、ぜひGitHub Discussionsでお知らせください。
https://github.com/pixiv/vroid-sdk-developers/discussions

引き続き、VRoid SDKをよろしくお願いいたします。