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=== 損得は多面的に考える
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物事には必ずといっていいほど多面性がありますが、こと損得、とくにお金が絡む話になると正常にメタ認知できなくなってしまう方が多いと思います。例えば100円安いから遠いスーパーまで買い物にいくという話を聞いて、100円でも安く買うのはよいと思う人もいれば、100円程度で余計に時間をかけるのはもったいないという人もいます。これはそれぞれの意見なのでどちらが正解というのはないのですが、その人にとってどういう得があるか、多面的に考えるメタ認知は重要だと思います。例えば100円程度で時間をかけるのはもったいないというのはその通りかもしれないですが、時短やタイパに囚われすぎていないか?というメタ認知をするのは重要です。時間をかけてスーパーまで移動することはデメリットだけではありません。移動手段が徒歩や自転車などであれば運動になりますし、車やバイクなどでも運転が好きな人にとってはメンタル面で気分転換ができます。特に現代人は運動する機会が減っていますので、100円得しつつ運動にもなると言われると、えてして悪いことだけではないように思えてきます。このように物事には多面性があり、時間がもったいないという一面性に囚われるているかも?ということをメタ認知できると取りうる選択肢や相手の理解が進みます。
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- もうひとつ例として、家賃を上げてみます 。お金がもったいないと思う方の中にはなるべく安い家賃の築古の物件を選ぶ傾向があります。これはこれで悪いことではないのですが、築浅で家賃が高いことによるメリットについて認知できていない、知ろうともしていないことがあります。著者はいま築2 年弱ほどの1kとしては比較的家賃が高い物件に住んでいますが、安い賃貸物件より明らかに良いと感じられる点があります。いくつか挙げてみましょう。
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+ もうひとつ例として、家賃を挙げてみます 。お金がもったいないと思う方の中にはなるべく安い家賃の築古の物件を選ぶ傾向があります。これはこれで悪いことではないのですが、築浅で家賃が高いことによるメリットについて認知できていない、知ろうともしていないことがあります。著者はいま築2 年弱ほどの1kとしては比較的家賃が高い物件に住んでいますが、安い賃貸物件より明らかに良いと感じられる点があります。いくつか挙げてみましょう。
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* 室内の設備が新しく性能がよい、便利、高級感を感じる
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** 床が傷つきづらい(傷つかない?)
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- # やる気に頼らず学ぶ、自分プログラミングという考え方
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+ = やる気に頼らず学ぶ、自分プログラミングという考え方
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+ // flushritht{
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@ponyoxa
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+ // }
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- ## はじめに
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+ == はじめに
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みなさん、やる気はお持ちですか? いつでもやる気があってたくさんのインプットあるいはアウトプットをコンスタントにすることができ、業務も生活も問題なく回っている、そういう状態なら何よりです! そういった方にはこの章は役に立たないと思います。むしろ、どうやってやる気を維持し、一定したインプット、アウトプットを生み出しているのか、毎日安定した生活を営んでいるのかといった知見を共有していただきたいです。
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学びにもいろいろあると思いますが、どこかに出かける、ドキュメントを読む、頭の中を整理する時間をとる、などなど学ぶためには学びに向き合うという行動がたびたび必要かと思います。
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+
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この章では、「学び」には必要不可欠な「行動」について、やる気駆動ではない方法についてご紹介したいと思います。やりたいこと、学びたいものがあるにも関わらず、「やる気がないから何もできないよ」、「やり始めてもやる気なんて出ないよ」という方に向けて、「そんな不確かなものに頼るのはやめよう」と声をかけたいと思います。
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やる気が出たのも束の間、次の日には「あれ、あのやる気どこいった?」となり、なかなか行動につながらないあなた向けです。
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- ## そもそも「やる気」とは?
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+ == そもそも「やる気」とは?
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やる気はどういうときに出るでしょうか。外からの刺激を受けて「自分もがんばろう!」となったり、目標設定をして「達成するぞ!」となったり。その時点ではやる気はマックスになっていることでしょう。しかし、翌日、あるいは1 週間後にそのやる気がそのまま持続していたことはありますか? だいたいはやる気は減退しており、場合によってはやる気のかけらも見えなくなっていることもあるかもしれません。それは筆者も同じです。勉強会に行って、「わたしもがんばるぞ!」となりますがだいたい次の日にはすーっと消えています。
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- ## 自分プログラミングの考え方
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+ == 自分プログラミングの考え方
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明日あるかもわからないやる気に頼って行動しようとするのは不安定だと思いませんか。やる気をコントロールすれば良いというわけですが、不安定なものを安定させるにはエネルギーが必要です。ではそのエネルギーはどこから持ってくればいいんでしょうか。
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ここでは筆者の経験から、やる気に頼らない行動の構築方法を紹介します。
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- ### if-then
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+ === if -then
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一つ目は、「if -then」で行動するということで、「もし~だったら、~する」と決めてしまうことです。自分をプログラミングしているという感覚に近いと筆者は考えています。
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この方法の運用は失敗することももちろんあります。筆者もいろいろと失敗してきました。例えば、集中力を少しでも持続させようと「お手洗いに立ったらスクワットをする」ということを考えましたが、「スクワットをする」ということがだんだん面倒になってきてハードルが高くなり、お手洗いに行くのを我慢してしまうようになったという失敗がありました。これは「スクワット」の部分に対しての負荷調整が必要だったと思います。
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- ### 自分のやる気を奪ってしまう行動をしない
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+ === 自分のやる気を奪ってしまう行動をしない
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環境作りという面でも、マイナスになってしまうような行動をしないというのは重要なことだと思います。「この行動をした後にはやりたいことができなくなるな」ということを把握することから始めましょう。
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具体的にどのような行動がやる気を奪ってしまうのかというのは、人によって様々でしょう。以下は一例です。あてはまっているものはないでしょうか。
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- - 動画を見始める
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- - すぐにベッドに横になる
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- - パソコンに電源を入れた後、まずネットサーフィンをする
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+ * 動画を見始める
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+ * すぐにベッドに横になる
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+ * パソコンに電源を入れた後、まずネットサーフィンをする
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自分を観察し、行動に移せているときと移せていないときで何が違うのかということを明らかにしましょう。やる気を奪ってしまう行動だけでなく、やる気にさせてくれる行動も発見できたらうれしいですね。
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- ### 好ましくない行動をどうやってやめるのか
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+ === 好ましくない行動をどうやってやめるのか
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ある行動をするとやる気を奪ってしまうからといってその行動をすぐさまやめるのは難しいことだと思います。行動は癖になっていることも多く、また、従来通りの行動から変化をするのは脳にとっても負荷が高いためです。
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筆者の経験では、極端なこと、無茶なことをしてしまうと、心が折れやすかったり自己嫌悪につながってしまうことが多かったので、少しずつ地道にやっていくのが結果的に多くのことを積み重ねられるかなと考えてみます。
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- ## 終わりに
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+ == 終わりに
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大前提として、行動をするのは非常に困難なことです。それがやりたいことであっても、スムーズにやるのは難しいことも多々あります。
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+ = はんだ付けを学びました
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+
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+ // flushright{
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+ @ponyoxa
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+ // }
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+
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+ == はじめに
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+ この夏、わたしは初めてはんだ付けを学びました。もしかしたら中学の技術の授業でやっていたかもしれませんが、まったく記憶にないのでノーカンにします。
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+
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+ はんだ付けを学ぼうと思ったきっかけは、自作キーボードと呼ばれる自分で組み立てる必要のあるキーボードを使いたくなったからです。肩の痛みに悩まされていたため、分割キーボードにしたかったのですが、市販の分割キーボードはあまり選択肢がなく、ある程度必要に迫られて学ぶことになりました。
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+
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+ とはいえ、はんだは必ずしも自分でしないといけないというわけではなく、料金を支払って依頼することもできます。ただし、料金は安くはないものですし、今後も別のキーボードを使ってみることになったり、動かなくなったりしたときのメンテのことを考えると、自分でできるに超したことはないという判断になりました。
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+
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+ == どうやって学んだか
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+
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+ === 社内で聞いてみる
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+ まずは社内ではんだ付けの経験がある方に聞いてみて、必要そうな道具のイメージをしたり、初心者がいきなり始めるにあたっての難易度がどれくらいなのかをリサーチしました。
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+
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+ 初心者でも少し練習すれば動くものは作れそうということがわかり、「何かわからないことがあったら聞かせてください」とお願いしつつ、どうやって練習しようか、練習方法について調べてみました。その結果、遊舎工房さんではんだ付けの初心者向けにワークショップが開催されるということを知り、そちらに参加することにしました。
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+
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+ === ワークショップに参加してみる
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+ ワークショップは小さめのマクロパッドを実際に作りながら学ぶもので、キーソケットやダイオード、LED、各種スイッチをつけるという、キーボードを組み立てる際に必要なことがまるっと学べるものでした。
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+ そこで諸々の注意事項も学びました。不要なのに、コンスルーの基板側もはんだ付けしてしまったのは失敗でしたが、ここで失敗したことで、自分で実践する際には変に失敗することなく完成できたと思います。
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+ 作っている間はスタッフさんがついていてくださるので、わからないことや疑問に思ったことはすぐに聞ける環境でした。自己流のやり方ではなく基本を教えていただけたことで、ひとりで組み立てる際にも迷いがなく作業できたため、最初に少し費用をかけてワークショップに行ったのは良い選択だったと思います。
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+ == 実践!!
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+ ワークショップで基本的な技術を身につけたらついに実践です。2 万円以上する製品を買ったので絶対失敗したくありませんでしたが、なんとか一発で完成させることができました。
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+
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+ ワークショップのときよりも多くのはんだ付けをしないといけなかったため、根気はいりましたが、そのほかの部分で迷うことはほとんどありませんでした。はんだがとれてもまたはんだ付けすればいいや、くらいの軽い気持ちで行えました。
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+
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+ == 終わりに
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+ はんだ付けを学んだ今回の教訓として得られたことは、「基礎基本は独学しないほうが安心」ということでした。「安心」というのは自分が実際に取り組む際に感じたことです。
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+ 自作キーボードはビルドガイドはあるものの、はんだ付けの細かい指示があるわけではありません。「これでいいのだろうか」と悩む事柄は少ないほうが良いです。みなさんもはんだ付けを身につけて自作キーボードしましょう。楽しいですよ!
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